ママから電話きた。
じっちゃんのおじさんが死んだって。
あー・・・
もうやめてー。
冷たい声で返事して、娘に会いたいなーという声をさえぎって
もう連絡しないで
そう言って切った。
ママは うん って。
もう利用されるのはやだ。
最初は大丈夫でも、いつかまた
いざというときの金貸し
こうなることは眼に見えている。
そうなるのがわかってるから、優しい言葉にすがり付かれるのがわかるから、冷たく突き放しちゃった。
自己嫌悪。
やっぱり心は痛い。
親を傷つけたくはない。
でも、どうしても親でも相容れない部分がもともとあった。
どうしてわかってくれないんだろう。
どうしてこうなんだろう。
お互い様のところももちろんある。
自分、どれだけえらいんだよと。
でもママの前では大人にならなきゃいけなかったし、子供である自分も演じなきゃいけなかった。
片寄った成長をしてきたひとだったから。
ごめんね
ここでだけ謝らせてね。
ひどいこと言ってごめんね、ママ。